■ 「農村舞台アートプロジェクト」のお知らせ

期間 2011年 8/28(日)〜10/8(土)
会場 豊田市内に点在する各農村舞台(神社の境内など)


 豊田市内に残る農村舞台を新たな文化の創造拠点にしようと昨年始まった「農村舞台アートプロジェクト」。今年は 市制60周年記念として 8月28日から10月8日まで、昨年の2倍の 31舞台でアート展やライブが繰り広げられる。オペラも上演される。

 市内には 合併した旧町村を中心に、江戸から昭和に建てられた 78の農村舞台が 神社の境内などに現存している。

 地芝居などが催されたが、娯楽の多様化や、農業から工場労働者への変化に伴う人口流出などで 伝統芸能は廃れた。

 今では 過疎化、高齢化が進み、存続の危機にある舞台もある。

 農村舞台を生かそうと市内の文化人が2009年に実行委員会を結成。昨年初めて 15舞台でアートやライブを開いた。

 今回は、現代アートの第一線で活躍する 郷土作家ら 20組23人が、8/28から 1週間単位で リレー個展を開く。

 ライブは オペラ「蝶々婦人ファンタジー」(9/24)のほか、日本の人形芝居を代表する佐渡の説経璃人形「猿八座」(同18日)、阿波人形浄瑠璃「寄井座」(同24日)、恵那文楽保存会(同25日)など 9舞台。言葉や音楽で語りかける ストーリー テリング フェスティバル(9月3日〜11日)のうち 2公演も農村舞台で開かれる。

 アートディレクターの加藤悟(65)は、「農村舞台という言葉が市民権を得てきた。山間部の人が喜び、市民が誇りに思えるプロジェクトにしたい」と話す。( 2011.8/27 朝日新聞 三河版より )


 これからのお薦めの地区リレー個展    いよいよ最終組!!

期間:9月26日(月曜日)〜10月2日(日曜日)
会場:旭地区農村舞台5会場

※とても風光明媚な山間地域、近くには笹戸温泉や小渡(おど)温泉などがあります。是非、ドライブを兼ねて 出かけることをお勧め致します。

5組 (最終組):
榊野町 野見神社  ⇒ 市川明徳(書)  
杉本町 神明神社  ⇒ 石田真典(写真)
笹戸町 八幡神社  ⇒ かとうさとる(現代いけばな/「農村舞台アートプロジェクト」アートプロデューサー)
浅谷町 八王子神社 ⇒ 鈴木五郎(陶芸)
時瀬町 神明神社  ⇒ 物部浩子(書)  
笹戸町 八幡神社 ⇒ オープニングライブ はちまん正人 9/26(月) 18:00 のみ公演

その他、足を伸ばせば、松平や下山地区でもリレー個展が見られます。

日程:豊田市文化振興財団のホームページで
問合せ:TEL 0565-31-8804 (同財団文化事業課)

※ 現在の進行状況や詳細は ブログ「かとうさとる いけばな文化研究所」をご参照ください。


狂言「井戸茶碗」(オープニングライヴより)



作品「鏡」 青山良博&青山啓子(松名町の神社)



高所で作業する かとうさとる氏 (制作スナップより)


 「風のほこり」
新宿梁山泊第35回公演
作:唐十郎
演出:金守彦
チケット取扱所:新宿梁山泊事務所
TEL:03-3385-7188/FAX:03-3385-7981
Email:s-ryozanpaku@muc.biglobe.ne.jp
http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/
名古屋公演 11/21(水) 19:30〜  七ツ寺共同スタジオ
11/22(木) 19:30〜
11/23(金) 15:00〜
大阪公演 11/27(火) 19:30〜 アトリエS-pace
11/28(水) 19:30〜
11/29(木) 19:30〜


 かとうさとる展

いけばなから進化させた空間造形!

「かとうさとる展」

2007年 5月7日(月)〜19日(土)PMPM0:00〜7:00
(※日曜日は定休日 最終日はPM6:00迄)

会場:Gallera Finarte ガレリア フィナルテ
http://www.finarte.net/

〒460-0011 中区大須4-6-24 成田ビル上前津B1F
TEL:052-242-8684

 作家かとうさとる氏は、1944年豊田市に生まれ、16才の時に「いけばな」の道に入り、のち、1976年には流派を離脱し、独自の芸術世界を、展開・・。
 
 豊田市、名古屋、東京、新潟、ロンドン(1998年)などの各都市で個展を開催・・。2001年には、ロンドン(英国)で開催された「Japan 2001」に参加。かとう氏の<現代いけばな展・空間のクロスオーバー>は、英国における初の現代いけばな展として注目を集めた・・。
「不在証明」越後妻有大地の芸術祭2006

 また、ジャンルを超えた舞台芸術にも興味を抱き、モダンダンスの野々村明子さんが主催したソロダンスシリーズ(会場:七ツ寺共同スタジオ)や、「三人の婆婆」(会場:芸創センター)等に、造形作家として舞台美術を担当・・。

 昨年(2006年)は、震災に見舞われた新潟(越後妻有)で開催された「大地の芸術祭」(3年に一度開催)に、スタッフとしても参加し、芸術祭を牽引、盛り上げた・・。

 かとう氏の今回の個展は、会場のスペースから言って、やや小作品が主体になると思われますが・・、いけばなというジャンルを遺脱した、宇宙空間にも繋がって行くような、哲学的な自然観が、魅力の一つとなっています。

 彼が、モチーフとしてよく用いる材料に、昔懐かしいムシロや籾殻があります、そして、背景となる風景(神社や寺院、家屋、裏山、他)をも作品の一部として取り込み、みる人の、こころの宇宙(感性)に、静かに、語りかけて来ますぅ・・。

 是非、一度、体感してみてはいかがでしょうか・・・。
 「麦段積み」
 ロンドン(CABLE STREET GALLERY)
 「萩」
  野々村明子ソロダンス「野原よりの手紙」より


 アリスフェスティバル2006開催中

 恒例のアリスフェスが東京の新宿で開催されています。期間は、8月12日〜1月28日(2007年)。
 
 今年の参加劇団(及び企画)は、17劇団。

 海外からは、バクダッド(イラク)・台北(台湾)・釜山(韓国)・シカゴ(アメリカ)が参加する。

 日本からは、熊本・西宮・大阪・名古屋・東京・埼玉・札幌からの15劇団。

 オープニングは、演劇人集団☆河童塾。生誕110周年を迎えた宮沢賢治の作品のタイトルを捩った「かっぱ版・かぜの又三郎」を上演致します。

撮影:青木司

 なかでも注目されている公演は、イラクから参加する演出家S.アルカサーブと、そのグループ・ムスタヒールアリス。

 アルカサーブは、セノグラフィ演劇の理論家でもある中東屈指の演出家である。

 現在、イラクでは、フセイン政権崩壊後も民間人の死者が、日平均36人にも及ぶと言われている。そんな厳しい状況下にも関わらず、<イラク演劇の進化>に情熱を傾け続けている彼ら。演目は「バクダッドの夢」。目でみるピクチュア演劇のなかに平和への願いが静かに、そして熱く演じられて行きます・
・。

■ 客演情報:長野武吏・米元輝一、遠山事務所プロデュース公演「恩讐の彼方」に出演

 日時 : 
 10/19(木) 18:30
 10/20(金) 18:30
 10/21(土) 12:00 と 16:00
、10/22(日) 12:00 と 16:00

 会場 : 愛知県芸術劇場小ホール
 料金 : 一般3500円、高校生以下2000円

 原作:菊池寛、脚色:島田たろう、演出:遠山元・・。

 出演は、ひらき座の増原彬陽、フリーの今藤弘行、伊井竹史、小嶋彩子、野畑幸治、宮本浩二他、河童塾より、米元輝一と長野武吏が出演する。

 米元は過去数回客演しているが、長野は初参加。長野は、伊串充啓とWキャストを努める。かなり重要な役どころで、是非、健闘を期待したい・・。

 ちなみに長野・米元の出演は、木曜日6時半、土曜日0時、日曜日4時の3回・・。

 是非、お出かけ下さい。

 問合せ : 遠山事務所 090−4406−9906


■ 緊急!告知公演 劇団サラダ公演の御案内

「アフター・レイン」

 何処とも知れぬ街・・・
 人々は闇の力に
 翻弄されてゆく・・・
 (1年半の沈黙を破り、サラダがおくるアクション・ファンタジー!)

 脚本:椎名雄久 / 演出:ティナ棚橋
 監督:金守珍

 キャスト:ティナ棚橋、伊藤しんぢ、西本智至、椎名雄久、しなこ、飛鳥龍、近藤トヨヒロ、他

 日時:3月10日(金) 19:00開演、3月11日(土) 15:00開演
 会場:名古屋市北文化小劇場(地下鉄名城線「黒川」駅下車、4番出口北へ徒歩12分)
 料金:前売=2000円 当日=2300円

 問合せ:090−8072−9288
 URL:http//gekidan.sallad.ne.jp/

<コメント>
 劇団サラダ様にはよく客演して戴いて大変お世話になっております。先日も、自主映画で、しなこさんとご一緒したばかりでした。今度の、長野作品でも、サラダから客演して戴けるそうで、とても楽しみにしております。
 今回、実は、ほんのエキストラで、河童塾より、坂本大作と高橋幸誠が、参加する予定です。但し、客席からはまったく誰か?は分からないそうです...)

   是非、ご覧下さいませ。

■ 第10回釜山国際映画祭 正式招待作品

「ガラスの使徒」

「ガラスの使徒」公式ホームページ
http:/www.garasunotukai.com/
 原作・脚本:唐十郎
 監督:金守珍

 出演:稲荷卓央(唐組)、佐藤めぐみ、唐十郎、中島みゆき、佐野史朗、原田芳雄、他

 期日:1月28日〜2月10日
 時間:AM10:30 と PM6:20 (1日2回上映)
 会場:名演小劇場 名演シネマサロンhttp://homepage3.nifty.com/meien/
 料金:1500円 (当日1800円)

 上映時間等の詳細は名演小劇場へお問合せください。
 問合せ先=名演小劇場 (052)931−1701

■ 高橋幸誠が「まちんなか芸遊祭」のお芝居に客演

まちんなか芸遊祭参加作品
「眠れない夜」
作・金子康雄(劇座)、演出・井口靖

○キャスト:水谷由実子、高橋幸誠(河童塾)、山村和弘(時の中で)、国枝毅士(わがままキッドナッパー)、近藤有香、新山貴浩

日  時   11月27日(日)2時と5時 (開場30分前)
料  金   前売り 1000円 、 当日 1500円
会  場   旧豊田佐助邸
最寄り駅   桜通線「高岳」下車・1番出口より徒歩8分



○高橋の弁:幕末ものですが、内容が、ちょっとクールな感じなので、かなり苦労してますが、一生懸命頑張っているので、是非、観に来てください。受付で、「高橋のチケットで」と言って戴けると助かります。会場が、民家ですので、雰囲気はあると思います。お待ちしております。

○かっぱ制作部:元まちんなか演劇祭から名称が芸遊祭に変わったようですね。会場は、例のごとく、由緒ある民家をお借りしての公演。楽しみです。作と、演出は、金子さん、井口さんが、それぞれ担当・・。是非、藝術の秋を、ご堪能ください。詳細は、高橋幸誠(問合せ:090−6615−8634)まで。


■ ☆Alice通信 No.6☆  2005/08/11
   東京⇒名古屋⇒京都⇒大阪⇒釜山⇒上海⇒台北⇒香港⇒バグダッド
(1)筆頭は、昨年、家庭崩壊を文字どおりの家の崩壊で表現するという荒業をやってのけたゴキブリコンビナートfrom東京(8/11〜14)です。今回もアノ狭い空間がアッと驚く丸太の迷路に変貌。キケン、キタナイ、キツイの3Kミュージカル・Dr.エクアドル作・演出の「君のオリモノはレモンの匂い」へ、ともに汚辱にまみれようの覚悟で、ぜひご来駕を。

続いて、(2) KANIKAMA from東京(8/16〜18)。海外でばかり演ってないで!の要望にこたえて、ひとり何役もこなす小島屋万輔、本多愛也が久々に東京で公演する黙劇「Collection Vol.2」と、

(3)演劇人集団☆河童塾 from名古屋(8/20〜21)。実際の事件をもとに、加藤真人作・演出「ディープ・フォレスト」は家出か拉致か、樹海をさまよう女性のミステリーに挑みます。

 いずれも満々たる演劇野心の全力投球。時間、料金等の詳細はどうぞ http://www.tinyalice.net/ をご覧くださいますように。ぜひのお越しをお待ち申し上げております。


★1つの創造に複数の劇評を!
 創り手と観るものの呼応が次の創造につながります。見てくださったあなたの劇評をぜひAliceReviewにご投稿ください。(E‐mail :tokyo@tinyalice.net


★創り手のあなたに!
 試みに、タイニイアリスのHPに「Play Collection―戯曲集―」のコーナーを作ったところです。あなたの、公演された戯曲/台本をお寄せください。


★日本近代演劇史研究会『20世紀の戯曲』 全三巻の最終巻(社会評論社 2005.6 ¥9,000)が出版されました。第T巻(1998.2)、第U巻(2002.7)から七年がかりの大仕事。この第V巻は、つかこうへい以後現代までを対象とした完結篇です。T〜U巻も合わせてどうぞ。

 日本近代演劇史研究会(通称、近劇研)とは、日本演劇学会の分科会の一つ。そこに集まる近・現代劇研究者たちが、日本にModern Play(近代劇)が興って以来、1世紀の歴史を作品研究によって鳥瞰したもの。全三巻はのべ85人の研究者による173本の研究を収載。各巻の最初に、従来の西欧劇の輸入・紹介を基準にしたのではない、日本の「内発」を重視した演劇の新しい観方・史観を提出した「序文」も載っています。

 お問合せ・ご注文は info@shahyo.com (社会評論社)または tokyo@tinyalice.net(タイニイアリス)へ。後者は著者割引(−20%)にさせていただきます。


★姉妹劇場「アリス零番舘-IST」(大阪南船場)はまだ駆け出しの新参ものですが、こちらもどうぞよろしくご教示、ご支援くださいますようお願いいたします。

 タイニイアリス NPO ARC(新宿2丁目仲通り)
  Tel&Fax 03-3354-7307  
 tokyo@tinyalice.net
 http://www.tinyalice.net/

 アリス零番舘-IST(大阪南船場1丁目)
 Tel 06-6261-2876  Fax 06-6253-8565
 alice-zero@e-mail.jp
 http://www17.ocn.ne.jp/~ist/

■ 唐組・第35回公演「鉛の兵隊」


  無事、唐組の豊田公演を終えることが出来ました。遠くからご来場頂きました皆様には、心よりお礼を申し上げます。また、公演をして頂いた唐組の皆々様方、本当にお疲れ様でした。勇気と、元気をいっぱい頂きました。これからも、益々のご活躍を心よりお祈りしております。またいつか東京の公演会場でお会い出来る日を楽しみにしております。有難うございました。

河童塾:加藤真人

豊田公演より(唐十郎氏)


√ あれは いつのことだろうか・・
二つの風を 頬に受け・・
歩いていった こんな道・・。
コタンの崖と人は言い・・
誰も立てぬと 風も言う が・・
ふと 見上げる おいらの目には・・
きみのルージュの、その香ばかりが 渦巻く・・。
風になびいていた・・
そこはドタンバ・・。夢のきっさき・・ √

大熱演の唐十郎氏
作・演出 : 唐 十郎 

 キャスト  唐十郎、鳥山昌克、久保井研、稲荷卓央、藤井由紀、辻孝彦、赤松由美、真名子美佳、丸山厚人、多田亜由美、植野正士、塩見健一、高木宏、松尾隆司、古川望・伊東しげ乃(横浜国大唐ゼミ組)、他
 日  時 2005年 6月4日(土)〜5日(日)

物  語
 月寒七々雄が、幼き日..、冴(姉)と二風谷と共に 故郷・鷹栖で見た・・死の大佐、一木清直率いる旭川第七師団の幽霊部隊・・。今なお、その影に引きずられるかのように、自衛官になった七々雄は、、まだ戦禍の残る ムサンナ州へと 発つのだった・・。
姉の冴は、そんな七々雄の身を守ろうと、二風谷に ある依頼を申し出る..、何処かでいつか「弟にすり替わって」と・・。二風谷は..、かつて、路頭に迷う祖母と幼い自分を救ってくれた月寒一家の為に、なんとかその依頼に答えるべく・・スタント事務所<ドタンバ>に居た・・。その二風谷のもとを、ムサンナ州での任期を終えた七々雄が訪れるのだが・・。

 長く垂らしたコートの袖に隠された 七々雄の傷痕・・。ドラム缶の上で踊る、満月を映した夜露・・。その鮮やかにきらめく 満月のかけらを摘まんだ 七々雄の指先からは 指紋が失われていた・・。焼けて 消えた指紋を取り戻すために、二谷風の指は、果たせなかった冴からの依頼「七々雄のスタント」を 今、再び誓う・・。

 「暗い渦の底の涯..。人はそこを覗くまい、辿るまいと目を閉じ、耳ふさぐのが、常、なりわい・・・が、あの男ばかりは、その渦を逆から辿り、筋を外れて・・歩いてる・・。」

 死んだ恋人を今でも追い求める伝説のスタントマン・荒巻シャケの命懸けのスタント・・、そして、入れ墨師の娘・小谷の奏でる弦音響く中・・・消えた指紋の渦探し、独りはぐれた鉛の兵隊が、止まった砂時計に手を掛ける・・・。


豊田公演「泥人魚」より

唐組紹介
 1963年、新宿の花園神社境内で産声をあげた劇団状況劇場に端を発し、解散した故寺山修二の「天井桟敷」と並ぶ、現代演劇の伝統的な劇団で、麿赤児、李礼仙、大久保鷹、四谷シモン、根津甚八、小林薫という日本演劇史彩るスターを輩出。現在は座長の唐十郎を中心に旬の俳優達がしのぎを削り、新たな唐組伝説を生み出している・・。


豊田公演より(カーテンコール)

 予約された方には、こちらからご確認のメールを送らせて頂きます。チケットは、当日、会場の受付にてお渡し致しますので、前売り料金と引き換えにお受け取り下さい。当日券も、何枚か用意させて頂きますが(今の所)、出来れば、是非予約される事をお進め致します..。

★更に詳しい唐組に関する情報はこちらへ:「唐ファン

< コメント > 〜 唐組と私との出会い 〜

 “唐組”としてのお芝居を、初めて観たのは、96年度の「模造石榴」でありました。丁度、河童塾が、シアターグリーンでの公演を2日後に控えていた時のこと・・中学校の同級生でもあり、現在、東京で画家として活躍している宇野マサシ氏(唐組の豊田公演招致の言い出しっぺ)が、我々全員を、「模造石榴」の“初日公演”(於:花園神社)に、誘ってくれた・・。

 舞台と客席が一体化した、テント公演独特の臨場感..。テンションの高いパワー溢れる役者の演技と、ラストの大仕掛..。とにかく、最後まで目が離せない、魅力満載の舞台でした..。

 終焉後、打ち上げにも、参加させて頂いて..、そこで、私の演劇史に残る、最大のカルチャーショック!・・それは、さっきまで汗水流していた唐組の役者さん達全員が、テントに残ったお客さん達の為に、手料理や、お酒などを、甲斐甲斐しく、振舞ってくれる..。或いは、時に、新人さん達が、テントの外で整列して、お帰り頂くお客さん達に、気持ち良く挨拶をして、送り出すぅ・・。

 なんという厳しい、規律(上記は、ほんの一例..)・・又、、お客様との結び付きを大切にする精神・・。私たち生半可な演劇人には、大いに反省を強いられる劇団としての姿勢でありました。

〜 豊田公演での思い出 〜

 その後、ちょくちょく、打ち上げに参加させて頂く機会がありましたが、実は、まともに唐さんとお話したことがありません。とにかくオーラが凄くて、とても凡人には近づけない!という印象..。

 でも、一度だけ、2回目の豊田公演のとき、記者会見の前日に、唐さんと招致委員会のメンバー(私もその一人)で、飲む機会がありました..。その時、例の宇野クンが、私を無理やり、唐さんの前に呼び寄せて、紹介してくれた、、然し、緊張して何を話せば良いのか分からなくて・・取り敢えず、、生まれて初めて、唐さんの芝居を15、6年前に観たと言うことをお話したのですが、、記憶が曖昧で、タイトルも出て来なぁい(..わぁ、困ったぁ..)、でも、見兼ねた唐さんが、尽かさず、内容や、タイトル・公演会場までを、親切にフォローしてくれた・・、何という繊細で、細やかな人なんだろぅ。外見とは大違い..!

 その夜...、唐さんは、とてもご機嫌で、劇中歌を、2曲も披露してくれました・・。

 で、唐さんの人格分析?..ではなくて、人柄分析・・。
唐さんは、、とても血色がよくて、お酒好き! それと、感心するほど雄弁家・・又、演劇人としての必須要素を、全て、ね備えている天才児..。それと、私が一番興味を引くのは・・いつも、少年のような輝きを、プンプンさせている!・・その輝きが、今の、唐さんの“演劇活動の原動力”になっているような気がする・・。

 私も真似して、輝き?だけは、常に持ち続けたいと、思っていますぅ・・。

        〜  唐組の役者さん紹介(一部) 〜

鳥山 昌克 : 超個性派の役者さんで、いつも圧倒されっぱなし。梁山泊に客演した「唐版・風の又三郎」の時の演技は圧巻でした。劇団の制作を担当。時に、子供っぽい唐さんも鳥山さんには頭が上がらない・・。

久保井 研 : 唐組の縁の下の力持ち的存在。唐組の演出も任されています。お忙しいのに、河童塾の公演を何度か観て頂いた事もありました..(団員一同心より感謝しております..)。宇野さんちにも来て頂いて、一緒に飲んだことも。釣りが大好きで、調理も一流。とても人間的な方です・・。

辻 孝彦  : 唐組のお芝居を観ると、男優さんはみんな強面で近寄り難い印象を受けますが・・普段の辻さんは、とても控え目でシャイ..、そんな辻さんが一たび舞台に立つと大豹変する!..哀愁とペーソス溢れる男の演技で、大いに観客を笑わせ、同時に、泣かせてもくれます・・。

稲荷 卓央 : 唐組の看板役者。活舌が良くて、一つ一つのセリフにも情感があり、説得力もあるので、、唐さんの詩情溢れる世界には、欠かせない存在..。実のお兄さんが、有名な講談師です。一度、ぜひ、聴いてみて下さい・・。

藤井 由紀 : 歴代の看板女優さんにはなかった爽やかな色気と華を兼ね備えた人。普段もとても魅力的な人だ。唐さんが大事に育てているのがよく分る。年相応に魅力を発揮出来る人でもあり、長く女優を続けて頂ける事を祈るばかり。映像向きでもあります。

赤松 由美 : 女優陣の中では一番存在感のある人。歴代、唐組には必ず、大見得が切れる派手目の女優さんがいたが、今は、彼女がその役割を十分過ぎるほど、担っている・・。

真名子美佳 : 明るくて元気でテンポのよいお芝居を得意とする彼女・・今迄の唐組にはなかったキャラクター。彼女のよさは、新劇っぽいお芝居にも通じる、普通っぽさが魅力。そんな彼女が舞台で弾けると、なぜか心地良い・・。

丸山 厚人 : 次代を担う看板役者。たっぱもあって、格好良い。最近、丸山ファン急増中。演技面でもメキメキと頭角を現し始めている。是非、今後の彼の活躍を期待して頂きたい・
・。

多田亜由美 : 「泥人魚」の豊田公演のときに、スタッフで参加してた彼女。亡くなったお父さんが、大昔、状況劇場に所属してた事があるとの事。「絶対、頑張って、続けてね」と、勝手に、応援してきた甲斐あって、、今回、チラシに顔写真まで載っている。よかったね..。

植野 正士 : 「闇の左手」の豊田公演の時は、大雨に見舞われ、当時、新人さんだった彼の裏方での奮闘ぶりは今だ強烈な印象として残っています。正直、感動してしまいました。勿論、出番を終えた役者さん全員が、即、裏方さんに回って、雨水がテントに流れ込まない様に、スコップで溝を掘っていた..。そんな幾つもの至難を乗り越えてきた彼に・・もぅ怖いものはない筈・・。元気よく、舞台をあちこち飛び回る、小粋な役者さんを、期待してます..。

最後に一言 : これから本気で役者を志す人には、是非、お薦めの公演です。お見逃しなく!!


■ 長野武吏、米元輝一  演劇グループZERO「ら抜きの殺意」に客演

  5月27日(金)  14:00 〜 / 19:00 〜
  5月28日(土)  11:00 〜 / 15:00 〜

 一般 前売 2500円 当日 2800円
 シルバー・小・中学生 1500円
 (シルバーは、65歳以上)
 愛知県芸術劇場小ホール

 販売:市内プレイガイド・青少年文化センタープレイガイド

 後援:愛知県教育委員会・名古屋市・(財)名古屋市文化振興事業団
 問合せ:水野/052-261-7810

 http://homepage3.nifty.com/engeki-zero/

 

坂本大作・堀江普子・高橋幸誠 劇団あと1分「マンデー・モーニング・フィーバー」に客演

 劇団あと1分 VOL.8
  「マンデー・モーニング・フィーバー」

 作・演出 / 牧泰弘

 期日 : 6月11日(土)・12日(日)

 会場 : 今池芸音劇場

 出演 : 坂本大作・高橋幸誠.堀江普子(河童塾)、
         しなこ(サラダ)、川口未話(ナナパッチン)、伊藤雄大(フリー)

 公演時間等、詳細は追って
左から しなこ、馬場直人、高橋幸誠、坂本大作  左から 坂本大作、加藤美咲


■ 宇野マサシ・小畑延子「下町の夫婦展」のお知らせ

 河童塾が東京で旗揚げ以来、ずっとお世話になり続けている宇野夫妻の「下町の夫婦展」が江戸東京博物館等で開催されます。(入場料無料)

 宇野マサシさんは、愛知県豊田市出身の画家で、羽黒洞の木村東介に発掘されて以来、数々の素晴らしい作品を提供してきました。奔放で、詩情的な作風が彼の特徴・・。
 小畑延子さんは、神戸市の出身の書道家で、日展に3回入選(以後不出品)、井植文化賞等を受賞..。絵画的で具象化された心打つ書体が特徴・・。
 下町を愛したお二人の集大成と言っても過言ではない展覧会です。
 なお、この展覧会の様子も含めて、お二人の活動を、NHK教育テレビで5月、ETV特集として放送されます。是非、ご覧下さい。


   「 下 町 の 夫 婦 展 」

 期  間  : 2005年3月25日(金)〜31日(木)

 第一会場 : 江戸東京博物館(1階特設会場)月曜日は休館
           墨田区横綱1-4-1 / 電話03-3626-9974 / AM 9:30 〜 PM 6:30

 第二会場 : アート・紀元(無休)
           中央区京橋2-8-5 / 電話03-5250-1870 / AM 11:00 〜 PM 6:30

 第三会場 : ギャラリーア・ビアント(無休)
           墨田区向島1-26-7 / 電話03-3621-3988 / AM 11:00 〜 PM 6:30


   < トークショー「 下町談議 」 >   入場無料

 期  日 : 3月27日(日) PM 5:30 〜 PM 7:00
 会  場 : 江戸東京博物館 (会場にて)
 ゲ ス ト : 唐十郎(劇作家)、原田芳雄(俳優)、林海象(映画監督)、
             宇野マサシ(画家)、小畑延子(書家)
☆ 宇野夫妻と日頃からお付き合いのある唐さん、原田さん、林さんをお招きし、宇野夫妻との接点、エピソード、個々の活動を含めた、芸術全般についての楽しいトークが期待されます。

 皆様のご来場を、心より、お待ちしております。

坂本大作、堀江普子
2005年1月22日(土)〜23日(日) 劇団あと1分「シークレットドリーム・ナイトクルーズ」

○日時: 2005年1月22日(土) PM2:00 と 7:00
       1月23日(日) PM2:00
○会場: スタジオ・座・ウィークエンド
○料金: 前売=1000円  当日=1200円
○作・演出: 牧 泰弘
○出演: 坂本大作(河童塾)、二宮信也(月面コレクション)、杉浦紀行(夢追ゐ)、堀江普子(河童塾)
○スタッフ: イクラタラコ、井上真一、志水康樹、中本丈視、ニシムラタツヤ、他

○紹介: 「劇団あと1分」は、当時、名大生であった、牧、坂本、井上、志水、中本らが、旗揚げした劇団。あれから5年?いや、6年?かつての学生達もいつしか一端の社会人として或いはフリーターを続けながら演劇人としての可能性に突き進んでいる(物好きな)人も居る。でも皆やっぱり芝居と仲間を捨てられない。学生時代に培った仲間は永遠の友である。時を経てもやっぱり気になる存在。そんな思いが互いに繋がって再び一つになった今回の公演..。作・演出に、ミラクルスペースで活躍する、牧泰弘。キャストに、河童塾の看板(持ち)・坂本大作、山椒は小粒でもピリリッと辛い・堀江普子、月コレの看板役者・二宮信也、集中力とテンションが持ち味の演劇人夢追ゐ・杉浦紀行、の豪華メンバー4人による小劇場芝居...。
 登場する4人の人物は,中学の同級生。無職でもある主人公の月原は、人の夢の中に入り込み自由に操れる能力者。時に初恋の相手、時には刑事や、知人・・。そんな彼が友人と結託して、自分の超能力を利用して商売を始めた・・。
 SFチックな内容を盛り込んでお届けする今回の作品。結末だけではなく、彼らの培ってきた演劇的な知恵と表現方法にも注目...。役者の力量も大いに期待できそう...。是非..お見逃しなく!!
 
○チケット問合せ
  坂本大作 (090)−3952−1823
  牧 泰弘 (090)−9174−1717

* チケット予約は、両公演とも、河童塾でも承っておりますので、掲示板若しくはメールにて、公演名、お名前、日時、枚数、連絡先を明記して下さい。追って、確認の連絡をさせて頂きます。
 皆様のご来場を心よりお待ちしております。

米元輝一
 2005年2月25日〜27日 名古屋市芸術創造センター 
お申し込み・問合わせ 052-249-9387(名古屋市文化振興事業団)
シェイクスピアも あっ! と驚き歌い出す抱腹絶倒オペレッタ
 時は大正、ハイカラさんが通る。大正浪漫は花盛り。舞台は軽井沢の一角の別荘では、公爵様の婚礼の式を間近に控え、心ウキウキお祝いムード。お邸出入りの職人達も結婚祝いにお芝居をと思案投げ首相談中。ところが一人沈鬱模様、式参列のため滞在している大手銀行頭取柱木孝之は、娘千尋のことで一人頭を痛めておりました。千尋には孝之の決めた婚約者三郎がいるにもかかわらず、浩三とかいう青年に無我夢中、さらには結婚するとまで言い出してしまうから、さあ大変。公爵様の婚礼前夜、思い余った千尋と浩三、手を取り合って、駆け落ち、恋の逃避行を図るのでありました。それを知り、二人の後追う三郎、五月。いつしか四人は、太古の昔から精霊住むと伝え聞く「三笠の森」に迷い込む。夏の夜の森の中、恋に恋する若者達と夫婦喧嘩真っ最中コダマの王様、女王様、さらには職人たちのドタバタまでも入り交じり繰り広げられる、七転八倒、紆余曲折、珍聞奇談、摩訶不思議、奇想天外の破茶目茶、さあ、ご覧あれ!




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